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日本の魚をもっと美味しく、未来のために。

日本なまず生産が位置する鹿児島県大隅半島には世界でも有名な火山、桜島があります。毎日のように噴火し、長い間、大量に降り積もった火山灰が濾過装置なり、地下へと流れ出た地下水は言うまでもなく綺麗なのです。そんな綺麗で豊富な地下水を利用しなまずの研究は行われています。また、火山は温泉という恩恵をももたらしてくれています。
大隅半島は元々、うなぎ養殖の盛んな土地ですが、近年のシラスウナギの不漁により休養池が沢山できてしまいました。その施設を活用できた事も含め、なまず研究のために多くの条件が揃っていたのです。

温泉天国九州の源泉掛け流し温泉水で育てています。

なまずのニオイの原因は、育つ環境。流れの緩やかな平野部の河川・沼・湖に生息するなまずは、ドジョウやカエルなどを捕食しています。その際、汚泥も一緒に取り込んでしまい体内に蓄積していきます。その汚泥こそがニオイの原因となるのです。それはなまずに限らず、他の魚にも言えることで、綺麗な水域に生息する魚たちのニオイは気にならないと考えました。

 

水底まで見える透明度の高い綺麗な温泉水の中を「和なまず」は伸び伸びと泳ぎまわっています。孵化から稚魚へ、稚魚から成魚へと成長する過程を養殖池で徹底管理しているので、寄生虫などはもちろん、ニオイの心配もない、安心安全に基づいた生産体制を整えています。

「和なまず」の普及と差別化

生体が解明されていないうなぎと違い、マナマズは種苗技術の確立されています。日本なまず生産株式会社でも孵化からの完全養殖を行っており、食味と脂ののり具合などをコントロールしています。成魚として、稚魚として、切り身として出荷するまでを徹底管理した、安心・安全ななまずです。食して頂くと他のなまずとは一味も二味も違い、ウナギを彷彿させる「和なまず」であることがハッキリと分かるはずです。この味の違いこそが、外国産や市販のなまずとの大きな違いです。
また需要と供給のバランスが取れてくると市場に出る「和なまず」ブランドの商品が多くなっていきます。お手頃価格で皆様の食卓に昇るように、多くの方に認知していただけるよう普及活動を続けていきます。

独自配合の餌で、「脂のノリ」という大きな問題を解消しました。

300種類強ある海水魚と淡水魚用のペレット(固形餌)から、配合の割合や組み合わせを変えながら実験を繰り返し、なまずがうなぎ味になる餌を探し続けた結果、やっとたどり着いた時には6年が経過していました。成長に合わせて餌を変え、脂のノリと肉質・弾力をコントロールしウナギのような「雅なまず」は誕生しました。しかし、「完成」ではありません。これからも更なる研究を続け、「美味しさ」を追求していきます。

ナマズ食の新しい可能性を追求。
養殖技術から食味、加工に至るまで常に研究しています。